うなぎいぬ&うさぎのこーちゃんによる日記です

NEWテクナPMXを解き明かすその4(TPMX63CULJ)

今回はTPMX63CULJに焦点を当ててインプレ。


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TPMX63CULJ “Bait Finesse Special”



テクナPMXのベイトフィネススペシャル。

アラミドヴェールとPowerluxの融合がベイトフィネスを進化させる。

より繊細に、かつ大胆に。ベイトフィネスの世界を牽引してきたフェンウィックがテクナPMXシリーズでもベイトフィネススペシャルを完成させました。オープンウォーターにおける、スモラバ、ネコリグなどをシェイク、ステイ、ズル引きなど小技を効かせながら使用するために、繊細なティップとショートレングスからなる抜群の操作性を持たせてあります。

軽く、シャープな振り抜け感とビンビンの感度を持ちながらも、軽量リグ、ルアーのウェイトをしっかりとブランク全体に乗せて、精度の高いキャスティングがストレスなく出来るロッドアクションは、まさにアラミドヴェールとPowerluxの融合=Power Matrix Designの賜物。リールシートのトリガーはベイトフィネスモデルを象徴するラウンデッドトリガーを採用。高性能ベイトフィネスリールとの組み合わせでその性能を体感出来るでしょう。








ULクラスのベイトフィネスロッドに関しては、プラッギング用のTF-GP64CULJとENG64CULJ、ミドスト用のTAV-GP65CULJが今まではあった。また、ULP+ではテクナの69とエナジーの67が存在。

しかしこれらとは異なるコンセプトで作られているロッドがTPMX63CULJである。短い分、操作性を際立たせたモデルであり、これら上記のモデルに比べればはるかに軽く繊細である。また、たとえば同じスペックでGP素材で作るとこれほどまでの軽さや操作性は出ない。

ただ正直、高い操作性とキレ、軽さでいえば今期のGWT60CLJにはるかに劣る。だがロッドの良さはそれだけでは語れない。極めてライトなルアーの操作性とみなぎるパワーを融合させている意味では戦闘力は高い。たとえばGWT60CLJは琵琶湖ではさらさら使う気になれないが、TPMX63CULJなら問題ない。そう感じさせるロッドである。

テーパー自体は、極めてファーストテーパーでありGWT62CULJ-KTFというキャリル限定販売のロッドに近しいものがある。操作性とキレはGWT62CULJ-KTF、パワーはTPMX63CULJという違いでよいと思う。いずれにしてもココまで繊細なロッドになると使うリールは確実に選ぶ・・・。逆に考えるならば、ここまで繊細なベイトフィネスロッドはカバーをライトリグで攻めるという、一般的な【ベイトフィネス】という概念から外れ、本当の意味でのスピニングの領域に突入するロッドである。可能であれば、最新のエアスプール搭載のKTFで組んだ方が、このロッドの能力を100%引き出すことができると思う。いうなれば次世代をになうロッドの一つといえる。ちなみに私は『第三世代ベイトフィネス』と呼んでいる(厨二

『スピニングでやればいいじゃん』

っという方も多いが、はっきり言ってスピニングより繊細なのでベイトの方がいいことも多い。とりあえずロッドの記事なので詳しく書かないが、スピナーベイトをスピニングで投げる人はいないし、ジグテキサスをスピニングでやる人はいない。知らず知らずのうちに、たいていの人はベイトで投げられるウエイトのルアーはベイトで投げている。必然的にリールが進化すれば、軽いものもベイトで投げることになるのはバスフィッシングの流れとして普通だと私は考えている。

ただ問題はリールである。5g以下のルアーウエイトで、しかも6ポンド以下のラインの使用を考えると、はっきり言ってこの領域に耐えうるリールは世界に何種類もない。快適にキャストできるスプールが存在しないばかりか、スプールの『糸ガミ』も起こらない精度をもったリールはほとんどない。これは今後、リールメーカーが開発してくれるだろう・・・。ちなみに沢村さんはベイトフィネスでは3ポンドラインまで使っているらしい。はっきりいって私にとっても、スピニングはあえて糸ふけを出したいとか、極細のPEで組むとか、ディープウォーターで3ポンド以下を使うとか、マニアックな使い方にしか使わない。




このTPMX63CULJは、比較的オープンウォーターでスモラバを使ったり、ネコリグを使用したりするロッドであり、最先端をいくスペックでもある。同じリグをスピニングとベイトで比べた時、恐ろしくベイトの方が感度がよく、シェイキングなどの操作性が高いと実感すると思います。重たいリールという部分が、操作する手のひらに収まっていることとガイドがマイクロ化し、接点が増えていることなどがスピニングよりも高い操作性が生まれる理由である。こういった繊細なスペックは他社にはない独自のスペック。なぜこのような開発ができるかといえば、ここ最近のリールの進化を牽引してきた沢村プロの『ベイトフィネス論』を反映しているにほかならない。



ぜひとも最先端のベイトフィネス、体感してみてください!








【3M Powerluxとは】
ロッドの材料であるカーボン繊維をプリプレグと呼ばれるシート状にする際に使われるレジン(接着剤)に、「ナノサイズ新型球体シリカ粒子」を使用することで、繊維の隙間に微細な粒子が入り込み高密度なマトリックスを形成。こうしてできた強固なグラファイト素材は、驚異的なパワーと耐久性に加え、より軽量な高感度ロッドを作ることが可能となります。


3M Powerlux Composites

3M Matrix Resin Technology


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電子顕微鏡拡大図
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[ 2013/05/21 13:03 ] タックル関係 | TB(0) | CM(2)
質問ですー。
こんばんはー。
MPXを購入予定で色々考えているのですが、近くにMPXを置いてる店とかないしとか、考えてたらここを見つけました!
インプレ分かりやすかったです!
なので、自分の疑問を解消したく、質問させてください。
MPXの63culjか66clp+jで悩んでるわけですが・・
リールはダイワのt3エアーで決めようと思っていますが、
何処かでマイクロガイドの抵抗でエアーの無抵抗を邪魔して、 バックラしまくりと書かれているのを見てこれも、同じ現象が起きるのか心配で知りたいです。高い買い物なので、慎重になってしまって^^;
それと、自分はオカッパリ専門で結構飛距離とかキャストのしやすさ、またエアーとどちらが、愛称がいいのか教えてもらえたら幸いです。よろしくお願いします。
[ 2013/05/29 20:06 ] [ 編集 ]
Re: 質問ですー。
> こんばんはー。
> MPXを購入予定で色々考えているのですが、近くにMPXを置いてる店とかないしとか、考えてたらここを見つけました!
> インプレ分かりやすかったです!
> なので、自分の疑問を解消したく、質問させてください。
> MPXの63culjか66clp+jで悩んでるわけですが・・
> リールはダイワのt3エアーで決めようと思っていますが、
> 何処かでマイクロガイドの抵抗でエアーの無抵抗を邪魔して、 バックラしまくりと書かれているのを見てこれも、同じ現象が起きるのか心配で知りたいです。高い買い物なので、慎重になってしまって^^;
> それと、自分はオカッパリ専門で結構飛距離とかキャストのしやすさ、またエアーとどちらが、愛称がいいのか教えてもらえたら幸いです。よろしくお願いします。



ご質問ありがとうございます!

さて、まず飛距離に関してですが乗せるウエイトにもよりますが、ルアーのすべてを含む総重量5g以上でしたら66CLP+のほうが飛びます。これはテーパーの作り方によるものです。飛距離を出すためのテーパーというよりも、いわゆるカバー周りのベイトフィネスに対応したテーパーを作っていったなかで結果的に63CULよりも飛距離が生まれやすいテーパーになっているということです。

『マイクロガイドの抵抗でエアーの無抵抗を邪魔して、 バックラしまくり』という話がありますが、T3エア程度の糸の「あばれ」ではマイクロガイドの抵抗を感じることはまず皆無でしょう。それが影響でバックラッシュすることはないと思います。もし仮にそれを感じ取れる力量のある方ならば、逆にマイクロガイドが同じ力でキャスト時ロッドを曲げていったとき、よりロッドが深く曲がり、よりシンプルに復元する能力が高く、結果的にバックラッシュしにくいガイドセッティングなっていると感じることでしょう(同じブランクに乗せたとする前提)。

あと、もともと乗せるウエイトのわりに硬く短いロッドが多い(他社を含め)ベイトフィネスロッドの中で、PMXは素材的にもとても復元力の強い素材なので、フルキャストしてきっちり投げるにはそれなりの技術が必要になって来ると思います。これはロッドをきっちり曲げられるなら、硬いロッドのほうが飛ぶというサーフキャスティングの理論にも通じる部分です。たらしを若干長めにし、遠心力を利用しさらに、肩から肘そして手首へと加速していき、きっちり止めてルアーを放つのは実は熟練したキャスティング技術が必要になってくると思います。

T3エアと両者の相性ですが、飛距離の面ではどちらも問題ありません。乗せるルアーウエイトが総重量5g以上の場合66CLP+、それ以下の場合63CULという選択がよいかと思います。ただ、リールの重量やバランス感を考えると66CLP+のほうが、個人的には相性は良いと思います。


今回はPMXでの比較ということでのご質問だったので、他のロッドの言及は避けてみました。


もしなにかわからないことがあれば、また質問していただけるとありがたいです。






[ 2013/05/29 22:16 ] [ 編集 ]
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Author:うなぎいぬ1091
トラウトルアーやバスルアー、偏光グラスの広報担当兼ロッド&ルアー開発。TBCなんかにも出ているらしい。ストマック調査とか痛ックル製作とかしてます。バス釣り大好き(^ω^) 痛ックル精鋭部隊(隊員№001)部隊長。今のあなたが知るはずもないのだけれど私はね【釣りがうまくなりたい】、ただそれだけの祈りで魔法少女になったのよ

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